愛猫マロンが尿道結石に⁉パラグアイのペット事情と病院事情

愛猫マロンが尿道結石になりました

 

大変なことになりました。愛猫マロンが尿道結石になってしまいました。

オス猫にはよくある症状ですが、直接命の危機に係わる病気です。

 

ここはパラグアイののどかな田舎町。ここで治療できるのかが問題です。

それでも、病院に連れて行くしかありませんが。

 

何が心配かというと、日本とは概念が違うので、そこまで治療するのかどうかからわからなかったのです。

 

ここでは、ねこは野良猫か外飼いがスタンダード。

ノミがいても気にしません。汚れていても気にしないのです。

「最近どっかいっちゃったみたいでみかけないなー」という感じ。

 

今回のマロンの治療をすることで分かったことなのですが、地元の人はオス猫が尿道結石になりやすいことを知りませんでした。

 

ですから、どこかに行っちゃったのは、どこかで元気に生きているとは限らないということでもあります。

 

マロンのおしっこが出ていない

異変に気付いたのは、朝猫トイレで踏ん張るマロンのおしっこがしずくを垂らすように数滴しか出ていなかったのです。

実は、私は日本で飼っていたねこが尿道結石になり何度も病院に行った経験がありました。

 

おしっこが出ないのは命の危機だと言っても過言ではありません。

ただ、仕事の関係上あまり長い時間家を空けることができません。

スケジュールを確認し、その日のうちに近所の獣医さんに行きました。

 

マロンを地元の病院へ

とにかく、地元の動物病院の看板を掲げている獣医さんのところに行ってきました。

この時、子猫ノアの目が腫れて赤くなっていたので一緒に連れて行きました。

 

パラグアイの田舎です。獣医さんといってもどこまで本当かわかりません。

しかし、マロンをそのまま放置しておくことはできません。

 

診断は、「少しだけでもおしっこが出ているから心配ない。」というのです。

利尿剤と、腎臓を緩ませるという注射を2本打って終了。

 

ノアは、「虫がいる」ということで、飲み薬を飲ませ、注射を1本打って終了です。

 

しかし、私はこの診断を受け入れることはできませんでした。

家に帰って様子を見ていたのですが、症状は変わらずおなかはパンパンなのです。

 

次の日になっても症状が変わらないことから、他の病院を訪ねることにしました。

 

マロン、セカンドオピニオン

国道沿いに動物病院の看板があったという知人の話を受け、直接行ってみることにしました。

しかし看板は見当たらず、他の知人宅に寄って聞くと、「すぐそこに診てくれる人がいる」というので行ってみました。

 

しかし、そこは無資格で経験から治療している人だというではありませんか。

それでも、治してくれさえすれば良いという思いで治療してもらいました。

3本の注射を打ち、また明日連れてくるように指示を受けて帰宅。

 

自宅に帰ると、血尿ではありますが、おしっこが出たのです。

次の日、再度診てもらい再度2本の注射を打ち、「血尿はどんどん薄くなっていくから大丈夫」と言われ、

問題があれば2日後にまた診てもらうということになりました。

 

若干おなかもすっきりしているようでホッとしました。

しかし、出る血尿は少量で、何度も何度もトイレに通うマロン。

2日後にもう一度診察してもらうとあまり良くなっていないとのこと。

 

このままでは命に係わる・・・。

都心部の病院について聞きまわりましたが、医療はしっかりしているものの信用はイマイチだという話ばかり。

そして、有力な情報としてブラジルの24時間開いている病院が良いという話を聞き、早速その日のうちに行ってきたのです。

 

マロン、国境を越えてブラジルの病院へ

マロン入院中 病院から送られてきた写真

私の住む町からおおよそ50㎞くらいの場所にブラジルの目指す病院はありました。

国境が近いので、ブラジルまで行くことは可能です。

 

国境を渡るのですが、国境近くはフリーゾーンになっており、日帰りであれば日本人でもパスポートによる入国・出国は免除されます。

南米のメルコスール協定を結んでいる国の人はそのままフリーパスです。

 

問題はマロンの状態です。長距離の移動に耐えられるのか?車で約1時間半。

実際には元気で食欲もあるので大丈夫だと判断し、連れて行くことにしました。

 

病院に電話を入れ、今から行くと伝え、夜の8時くらいに病院に到着。

素敵な女医さんが対応してくださいました。

 

マロンの症状、治療の経過を話しました。

甥がスペイン語で通訳してくれ、女医さんはポルトガル語と片言のスペイン語。

グローバルです。(笑)

 

結果、カテーテルを尿道に通す手法での処置と経過観察ということで2日間の入院です。

書類にサインをしました。何か事故が起こっても受け入れるという内容だそうです。

 

治療費は覚悟しておくように言われていましたが、やはり高い(汗)

初日の支払いは984.25レアル 242米ドル 日本円で30,000円くらいです。

 

そして、別れの時。置いていくのは可哀そうで、寂しくて、後ろ髪を引かれる思いでしたが

そこは、ぐっとこらえて帰路につきました。

 

入院中の様子は経過は随時連絡をくださいました。

いつもと変わらない表情のマロンの写真を送ってくれて、安心したのを覚えています。

2日後、退院できるか検査をして、無事退院の許可を頂き迎えに行ってきました。

 

その時に、ノアの目も見てもらおうと連れて行きました。

ノアは、野良猫だった頃の食べ物などが原因で肌がかさつき痒みがあるとの診断。

目の周りを掻いていたのが原因で腫れていただけだとわかり一安心。

 

マロンとも無事再開を果たすことができました。

 

この時の支払いが、処方箋、薬代、薬用シャンプー、マロン用の餌を含む

684.25レアル 168米ドル 約21,000円

 

そして、がんばってキャットタワーと、グッズを購入。

これが769.80レアル 189米ドル 約23,600円

 

キャットタワーはパラグアイではとても高いのでお金を貯めてから買おうと思っていたもの。

今の出費は痛いと思いつつ、パラグアイだったら2倍の価格。今、無理しても買うしかないでしょー!

 

治療費は約51,000円、買い物23,600円、交通費もろもろを含め、8万円弱かかる結果となりました。

パラグアイの月の最低給与が5万円くらいですから、8万円は高額ですね。

 

でも、ここは南米パラグアイ!トランキーロ!なんとかなるさ♪

 

マロンの命が救われ、元気になったんですからなんてことありません。

我が家に平和な時が戻ってきました。 めでたしめでたし💖

 

さぁ、明日は新しい家族を迎えに行きます。楽しみだぁ~( *´艸`)

 

パラグアイの猫たち・人たち

我が家はねこたちを家の中で家族として暮らしています。

日本の一般的な飼い方だと思います。

 

しかし、パラグアイでは違います。

ねこは外飼い。農家さんは倉庫のネズミ捕りの為に敷地内に住まわせているのです。

もしくは野良猫に餌をあげるというのが一般的です。

増えすぎて困れば、どこか遠くに置いてくるそうです。

 

ですから、ねこが増えても減っても気にならないんです。

そして、オス猫が尿の病気になりやすいことも知らなかったそうです。

 

地元の方曰く、私のうちのねこは、「治療をしてもらえて幸せな子だ」と言っていました。

そういう話を聞いて、ここの獣医事情を改めて理解しました。

 

治療しないんだ・・・・。

あるがままを受け入れると言えばそうかもしれません。

 

ただ、私は日本の感覚でねこたちと接しているのでほって置くことはできません。

出来る限りのことをしてその結果を受け入れることは出来ても、何もしないという選択はできない。

 

そして、YouTubeで「ねこのお風呂」の動画配信をすると、コメントでノミ取りの薬を勧めてくださる方がいます。

うちでは命に係わる緊急事態以外は、薬は極力使いません。ノミ取りの薬があるかどうかも確認していません。

ここはパラグアイののどかな田舎です。日本とは違うことをご理解いただけると嬉しいです。

 

外国の薬はとても強いです。

そしてアレルギー体質の家族のためにナチュラルな生活を心がけている我が家では、殺虫剤であるノミ取りの薬ははもってのほかなんです。

 

これは概念の違いですから、正解も間違えもありません。

どうしたいか!だけだと思います。

 

日本から出てみて初めて分かることがとても多くて、世間知らずだったことを思い知らされています。

自分の常識が通用しないんですから・・・・。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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